そもそも吃音ってなんなの?
皆さん。こんにちは。吃音ボーイです。
一言に吃音といってもそもそも吃音というワードを知らない人はたくさん居ます…。
私も高校の時思い切って先生に吃音持ちであることを告白しましたが、告白した先生が吃音のことを知らず、軽い感じに流されてしまい悲しいような恥ずかしいような気持ちになりました…(後日なぜか謝罪されました笑)
ということで今回はこれを読めば吃音がわかるようにまとめを書いていきたいと思います!!
なにを以て吃音というのか。
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音を繰り返したり、つまったりする明確な言語症状がある。
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脳や発語器官等に明確な根拠がない。
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本人が流暢に話せないことを悩み、避けようとする。
引用:日本吃音臨床研究会
https://kituonkenkyu.org/0002_001_01.html
おおざっぱにはこんな感じで挙げられています。
つまり、
体の仕組みは問題ないのに流暢に話せない。そしてそれをコンプレックスに感じている人
が吃音患者ということです!
自分が気にしなければ吃音じゃないんですね!私も気付かなければこんなに苦しまなかったのかな…なーんて言ってみたり笑
吃音の症状には3種類ある!
一言で吃音と言ってもいくつかの種類があるんです
- 連発型
「ナナナナナマコォ!!!」のように、同じ文字を何回も繰り返す症状で、吃音初期に見られる。自分ではなっている事がわからないときもありますな。小さい頃これでした…めっちゃ笑われた苦い思い出が蘇る…(ガクブル)
2.伸発型
「なーーーーーーーーまこっ!」というように一つの音を引き延ばす言い方。
3.難発型
「……!……!……なまこ!」というように、自分の意思通りに音が出てきてくれない。成人吃音に多く見られますね。私もこれです。難発型は、一文字目の音が出てきてくれれば後はスラスラと話せる事が多いのであまり吃音だと気付かれません。ただ変なタイミングで黙る人って思われてしまうんです…つらみざわ。正直今はこれが一番つらい。
吃音の原因は幼少期にあった!?
吃音は全体の四分の三が三歳二ヶ月以前に発吃していると言われています。もちろん中学生や成人してから発吃する人も居る。一説によると、幼少期にショッキングな体験をしたり自己表現を抑圧される様な環境に身を置いていたりすると発吃するらしい…。
でも正直そのようなことに全く心当たりが無いので私は納得は出来ないです。
もしも自分に子供が出来たなら、絶対に吃音にはなって欲しくないなぁ。
患者は世界にどれくらい居るんだろう?
私は昔こう考えました。「こんな苦しいのは私だけなんだ…」
でも違いましたね。世界の人口の1%が吃音患者だそうです。
現在の人口が76億人だから……
世界には7600万人もの吃音患者がいる!!
なんだか心が軽くなりますね~
ちなみにこの国に患者が多い!とかは無いみたいですよ~
ということで吃音のことをよく知ろうのコーナーでした!
この記事をより多くの人に読んでもらって吃音への理解がより深まって欲しいなと願うばかりですね。
ご覧いただきありがとうございましたー!